【山口】県が来年度PFAS調査へ 補正予算提案も
県は、健康への影響が懸念される化学物質「PFAS」について来年度、調査する方針を明らかにしました。
「PFAS」は泡消火剤などに含まれる有機フッ素化合物の総称です。
一部で有害性が指摘されていて、健康への影響が懸念されています。
6日の県議会で県は「PFAS」への関心や不安が高まっているとして、独自に対応する方針を示しました。
環境生活部 近藤和彦部長
「国の検討結果を待つことなく、来年度、県下全域を対象に河川、海域、地下水での調査を実施する方向で検討してまいります。」
調査では「PFAS」の代表的な物質とされる「PFOS」と「PFOA」が県内の水源などにどれだけ含まれているかを調べる予定で、今年度中に測定する地点や回数を決める見通しです。
また県は、県議会に国の新たな経済対策を活用したおよそ241億円の補正予算案を追加提案しました。
およそ12億円を物価高騰対策に充てていて、可決されれば来年3月からLPガス料金の値引きなどが実施されます。
UPDATE:2024-12-06