【山口】交通死亡事故相次ぐ 周南と美祢で高齢者が死亡

交通事故が相次いでいます。16日から17日にかけ、山口県内で3件の交通事故があり2人が死亡しました。

事故にあった美祢市伊佐町の市道は片側には石垣がそびえたち、カーブでは見通しがとても悪くなります。警察によると午前11時半ごろ、この市道の坂道を上っていた軽自動車が正面から来た普通乗用車と衝突しました。この事故で軽自動車を運転していた、近くに住む82歳の女性が病院に搬送され死亡が確認されました。普通車を運転していた60代の男性は軽傷だということです。

また16日午後4時すぎ、周南市富田の国道2号の交差点で横断歩道を渡っていた女性が軽自動車にはねられました。この事故で近くに住む81歳の女性が全身を強く打ち病院に運ばれましたが、約1時間後に死亡が確認されました。軽自動車を運転していた40代の男性にけがはないということです。

17日昼過ぎには、宇部市妻崎開作の市道を歩いていた60歳の女性が軽自動車にはねられました。女性は足首を骨折するなどの重傷を負いました。

UPDATE:2024-12-17

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【山口】2024年の大雨災害 復旧作業にあたった企業に感謝状贈呈

2024年夏の大雨で復旧作業にあたった企業などに、山口河川国道事務所が感謝状を贈りました。感謝状が贈られたのは、大雨の被害が出た現場で復旧作業などにあたった建設会社など4社です。山口県宇部市の日立建設は、土砂が流れ込み通行止めになった国道で排水作業やブルーシートの設置などを行いました。=日立建設 上村 隆晃 社長=「評価されたことはうれしいが慢心せず、引き続き社会のためになることができたら。」山口河川国道事務所は、引き続き企業の得意分野を生かして県民の安全確保に協力いただければと話してました。

【山口】ういろうの豆子郎に「AI社長」

和菓子製造販売の豆子郎がAIを導入しました。業務の効率化だけでなくコミュニケーションのひとつとして活用が期待されます。豆子郎に新たな仲間が紹介されました。=豆子郎・田原文栄社長=「AIまめこ社長が入社しました」AI社長はそれぞれの会社の情報や社長の考え方などに合わせて開発されたAIサービスです。従業員に研修が行われました。「AIまめこ社長」と名付けられた豆子郎オリジナルのAI。従業員はチャットツールを使ってAIに相談や質問ができます。レジ操作などのマニュアルや商品に関する情報のほか会社の理念に沿ったアドバイスがもらえます。=AI社長を開発・THA西山朝子CEO=「人としての関係が温かい会社だと思いまして、いつでも聞ける優秀で優しい相談相手として日常の業務や生活に取り入れていただけると嬉しいと思っております」=豆子郎・田原文栄社長=「会社のことを知っている先輩、指導してくれる人が常に側にいる、ある意味事業継承ツールにもなると思っています」やりとりは匿名で行われ従業員はAIを通じて自分の考えを会社に伝えることもできるということです。

【山口】参議院・江島氏が政倫審で裏金問題弁明

自民党の裏金問題で県選出の江島潔参議院議員が政治倫理審査会に出席しました。江島さんは「収支報告書へ不記載は派閥の指示だった」と弁明しました。自民党の安倍派所属の江島さんは政治資金パーティーをめぐって派閥から280万円のキックバックを受けたことを明らかにしています。参議院の政倫審で江島さんは、各議員ごとにパーティー券の販売ノルマがあり、超過した分は還付される「仕組み」そのものを、おととし秋以降に一連の問題が報じられるまで知らなかったと弁明しました。自身の事務所に確認したところ「還付金は封筒に入った現金で渡され、派閥からは『領収書は不要で政治収支報告書への記載も不要』という指示があったそうだ」と説明しました。収支報告書の280万円の不記載分については去年2月に訂正を行ったとして「全額を党に返金したい」と述べました。=江島潔氏=「不記載だったという政治資金規正法に違反する行為、これはまさしく事務所の責任者は私でありますので、深く責任として感じているところであります。今後、二度とこのようなことのないように事務所を上げて、私自身先頭に立って取り組んでまいりたいと思います」この問題をめぐっては118万円のキックバックを受けた北村経夫参議院議員も政倫審に出席する意向です。

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