岩国市PFAS独自調査 国の基準下回る
健康への悪影響が指摘されている化学物質・PFASについて
岩国市が独自調査の結果を発表しました。
採取した岩国基地周辺の川と海からの検出は微量で
国の基準を大幅に下回ったということです。
=岩国市・福田良彦市長=
「今回の調査結果を客観的に踏まえると市民生活に影響がないと判断できる」
基地の監視活動を行う市民団体が、
基地周辺の水からPFASを検出したと発表したことを受け市は4カ所の水を
分析しました。
その結果、今津川上流で1リットル当たり0.6ナノグラム河口で1ナノグラム、
沖合い海域の2カ所はいずれも0.6ナノグラム未満となりました。
国が暫定的に定める数値50ナノグラムを大幅に下回ります。
PFASはかつて岩国基地で使われていて、
市民団体側は排出源の特定を市に求めていますが
福田市長は市民生活に影響がなく特定は必要ないとの考えを示しました。
UPDATE:2024-12-27