【山口】今季最強寒波 車の運転ポイント
雪が降ると気を付けないといけないのが車の運転です。
路面の凍結などにどう備えればいいのかロードサービスのプロに聞きました。
24時間365日ロードサービスに対応している
JAF日本自動車連盟山口支部です。
=JAF山口支部ロードサービス隊・三谷英朗隊長=
「路面に雪が積もってしまいますと、ノーマルタイヤで走行されている車の立ち往生が
増えてしまいます。橋の手前で突然上れなくなってしまうなどの
ご依頼をいただくことが多くなります」
JAFでは雪道で車が動けなくなった場合に布製のチェーンを使います。
5分ほどでタイヤに装着できます。
この時、駆動輪に取り付けるのがポイントです。
布製のチェーンを付けて時速40キロで雪道を走行すると
ブレーキをかけてから止まるまでの制動距離は約20メートル。
ノーマルタイヤと比べ約10メートル手前で止まることができました。
では、止めていた車に雪が積もっていてすぐに出発できない時、
どう対応すればいいのでしょうか?
=JAF山口支部ロードサービス隊・三谷英朗隊長=
「いきなりワイパーを使うのではなく、スノーブラシをカー用品店で購入して使う方が
効果的です。いきなりワイパーを使ってしまうとワイパーの故障につながってしまうので
注意してください」
フロントガラスが凍結している場合にも注意が必要です。
=JAF山口支部ロードサービス隊・三谷英朗隊長=
「お湯をかけることだけは決してしないでください。
温度差によってフロントガラスにひびが入ってしまいます。
ぬるめの水をゆっくりかけていただく方がいいです。
ヒーターだと時間がかかってしまいますので、そちらの方が効果的にはなっております」
大切なのは雪道は予想以上に滑るという意識を持っておくことです。
=JAF山口支部ロードサービス隊・三谷英朗隊長=
「不要不急の外出は控えていただくようお願いします。どうしても外出される場合は
スタッドレスタイヤの装着はもちろんなんですが、事前の準備をしっかりした上で
安全に注意して走行してください」
UPDATE:2025-01-09