【山口】今季最強寒波 県内広い範囲で積雪
この冬一番の強烈な寒波の影響で、山口県内には9日の夜から活発な雪雲が流れ込み、
市街地でも雪が積もりました。
午前7時30分の各地の様子です。
山口県内の広い範囲で雪が降り、建物や道路も白く覆われています。
午前9時には山口市で3cm、宇部市で5cmの積雪が観測されました。
10日の朝は猛烈に冷え込み、最低気温は山口市徳佐で-7・3度、
美祢市秋吉台で-6・2度など県内に16ある観測地点すべてで氷点下となりました。
=yab記者=
「午前7時半の山口市阿東です。
かなりの雪が積もっていて、踏み入れた靴がすっぽり収まるほど積もっています。」
道路では、出動した除雪車が作業にあたっていたほか、朝から雪かきをする人もいました。
=女性=
「今年(雪かきを)どれくらいするのか不安。」
萩警察署によると、10日の午前6時半ごろ道の駅萩往還近くで、
トラック3台が絡む事故が発生しました。けが人はいません。
運転手から「スリップして接触した」と110番があったということです。
下関市貴船町では、緊急走行中の救急車と普通車が接触する事故も起きました。
県警によると、9日の夕方から10日の午前8時半までに道路の凍結による物損事故が
95件発生しました。このうち23件は、ノーマルタイヤの車ということです。
県内では大雪の恐れはなくなりましたが、引き続き路面や水道管の凍結などに注意が必要です。
UPDATE:2025-01-10