【山口】参議院・江島氏が政倫審で裏金問題弁明
自民党の裏金問題で県選出の江島潔参議院議員が
政治倫理審査会に出席しました。
江島さんは「収支報告書へ不記載は派閥の指示だった」と弁明しました。
自民党の安倍派所属の江島さんは政治資金パーティーをめぐって
派閥から280万円のキックバックを受けたことを明らかにしています。
参議院の政倫審で江島さんは、各議員ごとにパーティー券の販売ノルマがあり、
超過した分は還付される「仕組み」そのものを、
おととし秋以降に一連の問題が報じられるまで知らなかったと弁明しました。
自身の事務所に確認したところ「還付金は封筒に入った現金で渡され、
派閥からは『領収書は不要で政治収支報告書への記載も不要』という指示が
あったそうだ」と説明しました。
収支報告書の280万円の不記載分については去年2月に訂正を行ったとして
「全額を党に返金したい」と述べました。
=江島潔氏=
「不記載だったという政治資金規正法に違反する行為、
これはまさしく事務所の責任者は私でありますので、
深く責任として感じているところであります。
今後、二度とこのようなことのないように事務所を上げて、
私自身先頭に立って取り組んでまいりたいと思います」
この問題をめぐっては118万円のキックバックを受けた
北村経夫参議院議員も政倫審に出席する意向です。
UPDATE:2025-01-14