【山口】なぜ?おむすびの日 ふれあい昼食会で学ぶ
1月17日は「おむすびの日」。その理由とは…。
=【JA山口県萩女性部小川支部・吉田美苗支部長=
「ちょうど30年前に阪神淡路大震災がありました。
その時に小川にいる私たちも地震を感じました。朝、揺れたんですよ」
この時、被災地の炊き出しで作られたのがおむすびでした。
炊き出しが由来となって1月17日は「おむすびの日」と制定されました。
生まれる前の震災を知るきっかけにしてもらおうと
萩市の小川小学校で児童たちが地域の人とおむすびを作りました。
握り方を教えてもらいながら炊き立ての地元の米に好きな具を合わせていきます。
さっそく自分で作ったおむすびをほおばります。
=児童=
「おいしいです」「食べ物ってすごいパワーを持っているなって思った」
児童たちにとって炊き出しのおむすびは初めての味です。
=児童=
「きょうが阪神淡路大震災だと初めて知りました。
家でもみんなで一緒におにぎりを作りたいです」
「作ったおむすびがおいしかったので、またこんな機会があったらいいなと思いました」
おむすびを通じて地域とのつながりも感じられた児童たち。
来年以降もおむすびの日の交流を続けていきたいということです。
UPDATE:2025-01-17