【山口】平和や健康を祈願 下関の住吉神社でワカメを供える「和布刈祭」
1月29日は旧暦の元日にあたります。下関市の住吉神社で、ワカメを供える和布刈祭がおこなわれました。
夜が明けきらぬ午前6時、住吉神社では壇ノ浦で刈り取ったばかりのワカメが供えられ平和や人々の健康などを祈願しました。和布刈祭は約1800年前の旧暦の元日に、神功皇后が人々の幸せを祈って壇ノ浦のワカメを供えたことに由来する神事です。潮の流れが速い壇ノ浦で育ったワカメは、たくましく限りない命を与えてくれるとされています。
神事のあと、境内では縁起物の「開運わかめ」が並びました。早朝の寒さの中、参拝客は幸運をもたらすというワカメを買い求めていました。
UPDATE:2025-01-29