【山口】JR美祢線復旧検討部会 次世代バスシステム「BRT」を提言

おととし夏の豪雨災害以降運休が続いているJR美祢線について、JR西日本は鉄道以外の輸送手段で復旧する場合は、次世代型のバスシステム「BRT」の導入を提言しました。
3日にJRと県、沿線の3市などによる美祢線の復旧の方向性を検討する部会が開かれました。JRは前回、バス専用道路を組み合わせるなどして輸送力を高める「BRT」というシステムを復旧手段の一つとして提案していました。整備にかかる費用は「約55億円」、工期は「3~4年程度」との試算を示し、鉄道以外で復旧する場合はBRTが維持管理コストなども含めて最も適当だと強調しました。
一方、鉄道を復旧する場合は設備の管理は自治体に任せ、JRが列車の運行を行う「上下分離方式」を提案していて、この場合は「58億円以上」と「最短10年程度」を要するとの試算も改めて示しました。
今回で検討部会は終了し、5月に開かれる総会に経過を報告、総会で具体的な復旧方法を決める見通しです。

UPDATE:2025-02-03

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【山口】長門市 新しい仙崎公民館が完成

山口県長門市の仙崎公民館が建て替えられ、2月3日にオープンしました。仙崎公民館は、これまでの公民館の隣に建てられました。建設費は約4億5000万円です。1階には仙崎ゆかりの人や、仙崎引揚港などを紹介する展示ブースがあります。屋上には仙崎の町並みを一望できる展望台が、新たに設けられました。=仙崎振興会 沓野昭次(くつのしょうじ)会長=「この施設を賢く活用し、やさしいまち仙崎のまちづくりに、住民一体となって進めてまいりたい。」旧公民館は解体されて、金子みすゞ記念館の駐車場として整備される予定です。

【山口】世代を超えて受け継がれてきた「萩城下の古き雛たち」

世代を超えて受け継がれてきた「ひな人形」。それぞれ違う表情や飾りを楽しむことができます。毎年恒例のイベント「萩城下の古き雛たち」が開催されています。メイン会場である萩城下町の「旧久保田家住宅」には、約600体のひな人形が飾られています。「御殿雛」は、京都御所をモチーフにしていて、昭和30年ごろに作られたものです。その御殿は細部にまで妥協なく装飾が施されています。華やかに着飾った人形たちの表情は、観る者の想像力をかきたてます。明治時代に作られた「有職雛」は、簡素で繊細。公家社会の礼儀に基づいて作られているということで、しっかりとした存在感を感じます。萩市民が世代を超えて大切に守り受け継いできた「ひな人形」。我が子のすこやかな成長を願う親の気持ちも感じ取ることができます。「萩城下の古き雛たち」は、市内16の会場で4月3日まで開催されています。

【山口】祝日に大賑わい!「下関ふくの日まつり」

2月9日は語呂合わせで「ふくの日」とされています。フグの本場・下関では恒例の「ふくの日まつり」がおこなわれました。午前9時前、下関の南風泊市場の前に長い行列ができていました。行列の先にあるのは「ふく鍋」です。約700人分が無料でふるわれました。寒波の余韻が残る中、来場者は熱々の鍋で温まっていました。会場ではトラフグをつかみ取りなど、さまざまなイベントがおこなわれました。生きたフグに触ったことのない子どもたちは苦戦しているようでした。そのほか袋競りの体験などもおこなわれ、まつりは大いに盛り上がっていました。

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