【山口】宮家へフグを献上 調理の様子を公開
本場下関から、今年も宮家にフグが献上されます。14日の献上を前に、調理の様子が公開されました。
用意されたのは長崎県の対馬沖でとれた最上級の天然トラフグです。職人が、一枚一枚丁寧に引いていきます。宮家へのフグの献上は、下関のおいしいフグを味わってもらおうと「下関ふく連盟」が毎年おこなっているものです。今年は市内の水産加工会社「ダイフク」が担当し、フグ刺しとフグ鍋のセットが送られます。
フグ刺しは、この道28年のベテラン・井原安信さんが初めて任されました。「初めての献上フグにとても緊張した」という井原さんですが、巧みな包丁さばきで直径33センチの大皿に見事な菊盛りを完成させました。
実際に献上されるトラフグの調理は、14日未明におこなわれます。調理後は赤間神宮でお祓いをうけ、秋篠宮家など4つの宮家に献上されます
UPDATE:2025-02-12