【山口】下関のトラフグを宮家へ献上

いまが旬の下関のフグを、宮家に献上するのを前に14日の朝、市内の神社でお祓いが行われました。
下関市の赤間神宮でお祓いを受けたのは、宮家に献上されるトラフグです。
フグの仲卸や、加工業者などでつくる、下関ふく連盟の関係者が玉串をささげました。
今回献上されるのは、長崎県の対馬沖でとれた天然トラフグで、職人が未明にフグ刺しや鍋用の切り身などに調理しました。
=下関ふく連盟 郷田 祐一郎 理事長=
「下関、山口県のブランド魚「ふく」を、皇室のみなさま方にお召し上がりいただいき、
あたたかく過ごしていただければ。」
フグは午後、秋篠宮家など4つの宮家に献上されるということです。

UPDATE:2025-02-14

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アニメーション制作を手掛けるIT企業が、山口県岩国市に進出することが決まり、市と進出協定を結びました。岩国市に進出するのは、東京でアニメーションの制作や3D技術を使ったバーチャルライブなどを手がける「デジタルギア」です。東京で行われたゲームショーに、岩国市がブースを出していたことをきかっけに、進出を決めたということです。JR岩国駅近くに事務所を構え、将来は20人程度の新規採用を予定しているということです。=デジタルギア 漆崎 祥一 社長=今(アニメ関係の企業は)東京に集中しているので、地方から盛り上げて日本全体が盛り上がるといい。」岩国市によりますと2024年度、市と進出協定を結んだ会社は8社で、このうち4社がIT関係ということです。

【山口】北九州空港⇔関門の観光地を船で フライ&クルーズ実証運行

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山口県立大学と西京銀行が包括連携協定

山口県立大学と西京銀行が協定を結び、学生の県内定着に向け協力していくことになりました。締結式では西京銀行の松岡健頭取と県立大学の岡正朗理事長が協定書にサインしました。今後、デジタル技術を活用した教育の充実化やインターンシップの受け入れなどを行い、地域で活躍する優秀な人材の育成に力を入れるということです。県立大学は昨年度卒業生の県内就職率が4割を切っています。協定にはこうした学生の県外流出を防ぐための取り組みも盛り込まれています。=西京銀行・松岡健頭取=「大学にいらっしゃる間に山口県の良さというものや山口県の中小企業の素晴らしさを知っていただく。まずそういうところから取り組んでいきたいと考えています」=山口県立大学・岡正朗理事長=「西京銀行のいろいろなネットワークの中で良い企業を紹介してもらって学生と交流する自分に合う企業を見つけてもらってミスマッチのない就職に繋げていきたい」両者は学生の採用についても連携していくとしています。

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