【山口】宇部市でバスジャック対応訓練 乗客の安全確保の手順を確認
万が一に備え、乗客の安全確保につなげます。県警と県バス協会がバスジャックを想定した訓練をおこないました。
訓練はバスの中で刃物を持った男が、運転手や乗客を脅して福岡県まで向かうよう要求した想定でおこなわれました。県警やバス事業者など合わせて50人が参加し、運転手の対応や営業所から警察へ連絡する手順を確認しました。運転手が非常ボタンを押すと行先表示が「SOS」に切り替わり、同時にGPSでバスの位置を示す営業所のモニターも緊急事態を知らせます。営業所からの通報を受け、追跡を始めた警察がパトカーでバスを取り囲みます。男は説得に応じ、バスから降りたところを確保されました。
また行先表示の無い貸切バスの場合は、非常事態にヘッドライトを点滅させるパッシングをして「周囲に知らせる」ことを確認しました。
UPDATE:2025-02-14