【山口】県の有形文化財 洞春寺の絵画など指定へ
山口県山口市の洞春寺が所有する、安土桃山時代に描かれた絵画などが、県の有形文化財に新たに指定されることになりました。
山口市の洞春寺が所有する絵画「絹本着色嘯岳鼎虎像(けんぽんちゃくしょくしょうがくていこぞう)」です。
洞春寺を開山した禅僧で、毛利元就の葬儀で統括役を務めた嘯岳鼎虎(しょうがくていこ)を描いた掛け軸で、絵には慶長2年、1597年と記されています。
制作者は不明ですが、毛利輝元のお抱え絵師だった雲谷等顔(うんこくとうがん)の可能性が高いということです。
=洞春寺 深野 宗泉 住職=
「初代住職の意思を継げる、つなぐための人材をきちんと育てることを一番でやりなさいということ。」
もう1つは山口市の志多里八幡宮にある「志多里八幡宮棟札類と付納箱(つけたりおさめばこ)」です。
新たに2件が加わり、県指定の文化財は360件になるということです。
UPDATE:2025-02-26