【山口】PFAS汚染状況調査で県に申し入れ

人体への悪影響が指摘されている化学物質PFASについてです。
岩国市の市民団体が県に対し来年度の水質調査を
岩国基地に隣接する遊水池でも行うよう申し入れました。
申し入れは県が来年度予算案にPFASなどの水質調査費を盛り込んだことを受け
瀬戸内ネットが行いました。
瀬戸内ネットは去年10月基地に隣接する遊水池で独自調査し
国の暫定目標値の3.5倍にあたるPFASが検出されたと発表しました。
その後岩国市が今津川と沖合いの4カ所で調査し
「国の基準値を下回った」と発表しています。
申し入れでは基地に隣接する遊水池での調査や自衛隊基地も対象にするよう
求めました。
これに対し県は調査地点は選定中としながらも
基地に隣接する遊水池は調査しないと答えました。
県は来年度のPFAS調査をコンビナートや空港周辺の
60地点程度で実施する方針を示しています。

UPDATE:2025-02-27

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【山口】東京のIT企業が岩国市進出

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【山口】北九州空港⇔関門の観光地を船で フライ&クルーズ実証運行

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山口県立大学と西京銀行が包括連携協定

山口県立大学と西京銀行が協定を結び、学生の県内定着に向け協力していくことになりました。締結式では西京銀行の松岡健頭取と県立大学の岡正朗理事長が協定書にサインしました。今後、デジタル技術を活用した教育の充実化やインターンシップの受け入れなどを行い、地域で活躍する優秀な人材の育成に力を入れるということです。県立大学は昨年度卒業生の県内就職率が4割を切っています。協定にはこうした学生の県外流出を防ぐための取り組みも盛り込まれています。=西京銀行・松岡健頭取=「大学にいらっしゃる間に山口県の良さというものや山口県の中小企業の素晴らしさを知っていただく。まずそういうところから取り組んでいきたいと考えています」=山口県立大学・岡正朗理事長=「西京銀行のいろいろなネットワークの中で良い企業を紹介してもらって学生と交流する自分に合う企業を見つけてもらってミスマッチのない就職に繋げていきたい」両者は学生の採用についても連携していくとしています。

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