【山口】田布施町議が中間貯蔵施設反対決議を求める
上関町の使用済み核燃料中間貯蔵施設建設計画について
周辺の自治体に動きがありました。
田布施町は計画反対表明の決議案を3月議会で審議し可決する見通しとなりました。
中間貯蔵施設建設計画に反対する田布施町の議員6人が決議案を
町議会の議長に提出しました。
決議案では国の核燃料サイクルの行き詰まりを受け
中間貯蔵施設が最終の貯蔵施設になる可能性が高いと指摘。
周辺市町の安全を脅かすとして建設の是非を
上関町だけで判断することは許されないとしています。
田布施町では今月町議会議員選挙があり定数12人に対して6人が
計画反対を訴え当選しました。
来月10日から始まる町議会で採決が行われますが
議長を除く11人で採決するため賛成多数で可決される見通しです。
=小中進議員=
「中間貯蔵施設や上関の原発計画やそういう危険なものは
この瀬戸内海の上関に建設するべきではないという世論が盛り上がれば
知事もNOと言わざるを得ない状況になると思う」
可決されれば周辺自治体の議会では初めての反対表明となります。
UPDATE:2025-02-28