山口県で7年ぶりに「はしか」感染
県は宇部市の20代の男女2人がはしかに感染したと発表しました。
県内で「はしか」の感染が確認されたのは7年ぶりです。
県によりますとはしかに感染したのは宇部市内で同居する20代の男女2人です。
このうち女性は先月4日から12日までフィリピンに渡航していて
現地で感染したとみられています。
女性は帰国した12日に発熱しその後体に発疹が出たため
26日に医療機関を受診しました。
一方、男性は16日に発熱し21日に医療機関を受診しました。
それぞれ今月3日にPCR検査を受けた結果、陽性が確認されたということです。
県内ではしかの感染が確認されたのは7年ぶりです。
2人は周囲に感染させる可能性がある期間だった先月12日に
福岡空港や高速道路のサービスエリア、
24日以降に宇部市内のコンビニ2店舗に立ち寄っています。
県は同じ時間帯に施設利用して感染が疑われる場合は保健所に連絡するよう
呼びかけています。
県によりますと県内に住む人の約9割ははしかの免疫を持っているということです。
免疫は2回の予防接種によって獲得することができるとして県が接種を勧めています。
UPDATE:2025-03-04