【山口】光市強盗予備事件 逃走用の車を盗んだとされるの男の初公判

2024年10月に起きた光市の強盗予備事件で、実行犯の少年らが使うための車を盗んだとして窃盗などの罪に問われている男の初公判がありました。男は起訴内容を認め、検察は懲役3年6カ月を求刑しました。
起訴状などによりますと、石川県金沢市の飲食業・古川和仁被告(47)は2024年10月、光市で強盗しようとした少年らが逃げるための車を盗んだ罪などに問われています。
古川被告は仲間と一緒に動いていて、車のナンバーを変えるために光市内の駐車場で別の車2台のナンバープレートを盗んだ罪にも問われています。
初公判で古川被告は「間違いありません」と起訴内容を認めました。
検察の冒頭陳述では、古川被告らが最初に盗んだ車に実行犯の少年らがたどりつかなったため、周南市内で別の車3台を盗もうとしたことを明らかにしました。
そのうえで一連の犯行を「役割が細分化された組織的犯行」と指摘し、古川被告に懲役3年6カ月を求刑しました。
判決は3月19日に言い渡されます。

UPDATE:2025-03-06

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【山口】東京のIT企業が岩国市進出

アニメーション制作を手掛けるIT企業が、山口県岩国市に進出することが決まり、市と進出協定を結びました。岩国市に進出するのは、東京でアニメーションの制作や3D技術を使ったバーチャルライブなどを手がける「デジタルギア」です。東京で行われたゲームショーに、岩国市がブースを出していたことをきかっけに、進出を決めたということです。JR岩国駅近くに事務所を構え、将来は20人程度の新規採用を予定しているということです。=デジタルギア 漆崎 祥一 社長=今(アニメ関係の企業は)東京に集中しているので、地方から盛り上げて日本全体が盛り上がるといい。」岩国市によりますと2024年度、市と進出協定を結んだ会社は8社で、このうち4社がIT関係ということです。

【山口】北九州空港⇔関門の観光地を船で フライ&クルーズ実証運行

観光客増加を目指そうと、北九州空港と下関・門司地区の観光地を船で結ぶフライ&クルーズの実証運航が始まりました。実証運航が始まったのは、北九州空港と門司港レトロ地区・下関市の唐戸ターミナルを結ぶ航路です。北九州空港発の最初の便には、韓国からのツアー客が乗船し、関門橋の真下をくぐるなどしながら1時間の船旅を楽しみました。北九州市によりますと、鉄道などの公共交通機関を使った場合と比べて、乗り換えなしで1時間ほどの時間短縮となるだけでなく、船からの景色を楽しむ観光コンテンツも魅力で、定期運航も検討していきたいとしています。実証運航は29日までの1日3往復で、乗船には事前予約が必要です。

山口県立大学と西京銀行が包括連携協定

山口県立大学と西京銀行が協定を結び、学生の県内定着に向け協力していくことになりました。締結式では西京銀行の松岡健頭取と県立大学の岡正朗理事長が協定書にサインしました。今後、デジタル技術を活用した教育の充実化やインターンシップの受け入れなどを行い、地域で活躍する優秀な人材の育成に力を入れるということです。県立大学は昨年度卒業生の県内就職率が4割を切っています。協定にはこうした学生の県外流出を防ぐための取り組みも盛り込まれています。=西京銀行・松岡健頭取=「大学にいらっしゃる間に山口県の良さというものや山口県の中小企業の素晴らしさを知っていただく。まずそういうところから取り組んでいきたいと考えています」=山口県立大学・岡正朗理事長=「西京銀行のいろいろなネットワークの中で良い企業を紹介してもらって学生と交流する自分に合う企業を見つけてもらってミスマッチのない就職に繋げていきたい」両者は学生の採用についても連携していくとしています。

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