【山口】光市強盗予備事件 逃走用の車を盗んだとされるの男の初公判
2024年10月に起きた光市の強盗予備事件で、実行犯の少年らが使うための車を盗んだとして窃盗などの罪に問われている男の初公判がありました。男は起訴内容を認め、検察は懲役3年6カ月を求刑しました。
起訴状などによりますと、石川県金沢市の飲食業・古川和仁被告(47)は2024年10月、光市で強盗しようとした少年らが逃げるための車を盗んだ罪などに問われています。
古川被告は仲間と一緒に動いていて、車のナンバーを変えるために光市内の駐車場で別の車2台のナンバープレートを盗んだ罪にも問われています。
初公判で古川被告は「間違いありません」と起訴内容を認めました。
検察の冒頭陳述では、古川被告らが最初に盗んだ車に実行犯の少年らがたどりつかなったため、周南市内で別の車3台を盗もうとしたことを明らかにしました。
そのうえで一連の犯行を「役割が細分化された組織的犯行」と指摘し、古川被告に懲役3年6カ月を求刑しました。
判決は3月19日に言い渡されます。
UPDATE:2025-03-06