【山口】懲戒免職処分 周南市職員が約320万円着服
周南市の男性職員が約320万円を着服していたことが分かりました。市は職員を懲戒免職処分としました。
3月6日付けで懲戒免職処分となったのは、周南市の市民センターで会計を担当していた20代の男性職員です。周南市によりますと、男性職員は2022年の夏ごろから2024年12月まで、市民センターが事務局となっていたコミュニティ団体の預金口座から約320万円を不正に引き出していたということです。
今年1月に市民から「市民センターで市税を納付したのにもかかわらず、督促状が届いた。」と問い合わせがあり、会計処理の状況を調査したところ事件が発覚しました。
男性職員は一人で会計を担当していて、これまでコミュニティ団体の決算資料を改ざんし監査をくぐり抜けていたということです。また金は「借金返済にあてた。」と話しているということです。
男性職員が2月に着服した金を全額返済したことから、周南市は被害届の提出や刑事告訴は行わないということです。
UPDATE:2025-03-07