【山口】海自の訓練支援機U36が退役へ
岩国基地にしか配備されていない海上自衛隊の訓練支援機U36の
引退セレモニーがありました。
U36は海上自衛隊初のジェット機として1988年から岩国基地にのみ6機が
配備され今年度末で、全ての機体が引退します。
任務は護衛艦の訓練支援で射撃の訓練では標的をワイヤーで引っ張るため
派手な色をしています。
左の翼には対艦ミサイルと同じ電波を出す装置、
そして右の翼には小型カメラを備え、訓練では護衛艦を攻撃する役目も果たしました。
訓練飛行の後に行われた式典では護衛艦のレベルアップを影で支えた機体や
隊員にねぎらいの言葉が贈られました。
=海上自衛隊第81航空隊司令・西野太智一佐=
「訓練を通じて海上自衛隊の能力向上に貢献してきた」
=最後の飛行を終えた機長・萱嶋聡三佐=
「私は(沖合移設前の)旧滑走路時代から飛んでいたので、
街並みが変わっている姿も確認でき感慨深かった」
代わりの機体は配備されず、遠隔操縦できるドローンが任務を引き継ぐということです。
UPDATE:2025-03-10