【山口】高校の授業などで使うタブレット 2026年度入学者から個人負担へ

高校の授業などで使うタブレット端末を保護者負担に変える方針を
県教育委員会が示しました。
費用の一部は支援するとしていて
2026年度の入学生から自己負担となる見通しです。
この方針は、県議会文教警察委員会で県教委が示したものです。
現在、高校で生徒に貸し出されているタブレット端末は国からのコロナ交付金で
2020年度に県教委が購入したものです。
今の中学2年生が高校生になる年に端末の更新時期を迎えるため
保護者負担に変える方針を決めたということです。
県教委は自宅での使用など生徒に合った活用を促進するためとしています。
公費負担から保護者購入にする予定は山口県を含め9県あり
最初から保護者購入は22都道府県ということです。
県教委は購入費の3分の1は支援するとしています。
=県教委の担当者=
「保護者の負担は高校等が5万円程度、また低所得者世帯に対しましては
負担の無いように補助するように整備をしております」
また県教委は来年の公立高校入試からスマートフォンなど
WEB上で出願できるシステムを導入する方針も示しました。
委員からは、入力ミスで受験できないようなことが無いよう
システムの整備を求める声が上がっていました。

UPDATE:2025-03-10

他の記事はこちら

【山口】東京のIT企業が岩国市進出

アニメーション制作を手掛けるIT企業が、山口県岩国市に進出することが決まり、市と進出協定を結びました。岩国市に進出するのは、東京でアニメーションの制作や3D技術を使ったバーチャルライブなどを手がける「デジタルギア」です。東京で行われたゲームショーに、岩国市がブースを出していたことをきかっけに、進出を決めたということです。JR岩国駅近くに事務所を構え、将来は20人程度の新規採用を予定しているということです。=デジタルギア 漆崎 祥一 社長=今(アニメ関係の企業は)東京に集中しているので、地方から盛り上げて日本全体が盛り上がるといい。」岩国市によりますと2024年度、市と進出協定を結んだ会社は8社で、このうち4社がIT関係ということです。

【山口】北九州空港⇔関門の観光地を船で フライ&クルーズ実証運行

観光客増加を目指そうと、北九州空港と下関・門司地区の観光地を船で結ぶフライ&クルーズの実証運航が始まりました。実証運航が始まったのは、北九州空港と門司港レトロ地区・下関市の唐戸ターミナルを結ぶ航路です。北九州空港発の最初の便には、韓国からのツアー客が乗船し、関門橋の真下をくぐるなどしながら1時間の船旅を楽しみました。北九州市によりますと、鉄道などの公共交通機関を使った場合と比べて、乗り換えなしで1時間ほどの時間短縮となるだけでなく、船からの景色を楽しむ観光コンテンツも魅力で、定期運航も検討していきたいとしています。実証運航は29日までの1日3往復で、乗船には事前予約が必要です。

山口県立大学と西京銀行が包括連携協定

山口県立大学と西京銀行が協定を結び、学生の県内定着に向け協力していくことになりました。締結式では西京銀行の松岡健頭取と県立大学の岡正朗理事長が協定書にサインしました。今後、デジタル技術を活用した教育の充実化やインターンシップの受け入れなどを行い、地域で活躍する優秀な人材の育成に力を入れるということです。県立大学は昨年度卒業生の県内就職率が4割を切っています。協定にはこうした学生の県外流出を防ぐための取り組みも盛り込まれています。=西京銀行・松岡健頭取=「大学にいらっしゃる間に山口県の良さというものや山口県の中小企業の素晴らしさを知っていただく。まずそういうところから取り組んでいきたいと考えています」=山口県立大学・岡正朗理事長=「西京銀行のいろいろなネットワークの中で良い企業を紹介してもらって学生と交流する自分に合う企業を見つけてもらってミスマッチのない就職に繋げていきたい」両者は学生の採用についても連携していくとしています。

ニュース一覧に戻る