【山口】陸上短距離 君嶋愛梨沙選手が地元の一日消防署長に就任
署長を見習ってスピード消火に努めます。春の火災予防運動に合わせ、岩国市出身の陸上選手・君嶋愛梨沙さんが一日消防署長に就任しました。
岩国地区消防組合では、岩国市を拠点に練習を続ける陸上の短距離選手、君嶋愛梨沙さんに一日消防署長の委嘱状が渡されました。このあと、君嶋さんはJR岩国駅で街頭キャンペーンに臨みました。
県内では今年、死者を伴う火災が相次いでいて岩国市でも2人が亡くなっています。君嶋さんは駅の利用者にチラシを配って、住宅用の火災警報器の設置や古くなった機器の点検を呼びかけました。
また火災を想定した訓練にも指揮官として臨み、状況の報告に対して大きな声を返していました。
【君嶋愛梨沙さん】
「普段から、消防署の前にある愛宕スポーツコンプレックス陸上競技場でトレーニングをしているので、消防の方のがんばっている姿を見ながら自分自身も世界陸上出場に向け、がんばっていきたい。」
放水の体験もした君嶋さん。女子100mの日本記録である11秒21の突破を目標にトレーニングを続けるということです。
UPDATE:2025-03-13