【山口】昭和の大女優・田中絹代の命日を前に市民団体やファンが墓参り
20日は春の彼岸の祝日です。墓参りをされた方も多いのではないでしょうか。21日は下関市出身の昭和の大女優・田中絹代の命日です。市内の団体やファンが故人を偲びました。
大正から昭和にかけて活躍した映画女優・田中絹代の墓は出身地の下関市にあります。命日の3月21日に近い休日に毎年、「花嵐忌」と名付けられた墓参りが行われていて、20日は顕彰団体の関係者やファンが墓前で手を合わせました。
14歳でデビューした田中絹代は、約250本の映画に出演し世界的にも高い評価を受けました。また当時としては珍しい女性監督として6本の作品を残し、48年前の3月21日、脳梗塞のため67歳で生涯を終えました。
田中絹代メモリアル協会は、3月29日と30日に秋吉台国際芸術村で映画イベントを開き、田中絹代の出演作品も上映するということです。
UPDATE:2025-03-20