【山口】長生炭鉱で骨のようなものが見つかる
戦時中に起きた水没事故の犠牲者の遺骨収集に向けた作業が続けられている
山口県宇部市の長生炭鉱で作業にあたっているダイバーが
骨のようなものを見つけました。
=yab記者=
「ダイバーによると、午前の作業中、沖にあるピーヤと呼ばれる排気筒から
水深20mあたりで見つかったということです」
=ダイバー・戸田政巳さん=
「たまたま砂が積もっているところを触ったら棒状のものがあった」
見つかった骨のようなものは、黒く15センチほどの長さです。
=長生炭鉱の水非常を歴史に刻む会・井上洋子共同代表=
「どうも人骨ではないんじゃないかと水鳥かもしれないというので・・・」
遺骨の収集を目指す市民団体から連絡を受けた警察が、人の骨か調べます。
長生炭鉱は1942年の水没事故で
多くの朝鮮半島出身者を含む183人が犠牲となりました。
遺骨は残されたままで市民団体は来月、改めて潜水調査を行います。
UPDATE:2025-03-23