【山口】23日に長生炭鉱跡で発見された骨 「人骨ではなかった」 4月には遺骨収集へ潜水調査
宇部市の長生炭鉱跡で、23日に骨のようなものが見つかりました。市民団体が警察に鑑定を依頼した結果、人の骨ではないことが分かったということです。
長生炭鉱では1942年の水没事故が発生し、多くの朝鮮半島出身者を含む183人が犠牲となりました。犠牲者の遺骨は海底の坑道に残されたままで、市民団体が遺骨の収集を目指しています。
23日は来月から始まる潜水調査に向け、ピーヤと呼ばれる排気筒の中にある障害物を取り除く作業を行っていたところ、骨のようなものが見つかりました。
見つかった骨のようなものは、黒く15センチほどの長さです。市民団体が警察に鑑定を依頼したところ、24日、警察から人の骨ではないと連絡があったということです。
市民団体は来月1日から4日間、潜水調査を行う予定です。調査には韓国人のダイバーも参加し、沖のピーヤから坑道に入って遺骨の収集を目指すことにしています。
UPDATE:2025-03-24