【山口】年度末 充実感と惜別の思い 勤め上げた職場をあとにする人たち 県警や県庁で退職辞令の交付

年度末の3月31日、節目を迎えた人たちがいます。長年、県民の暮らしと安全を守ってきた警察官や県の職員らが退職しました。
県警では79人の警察官や職員が退職しました。熊坂隆本部長は「匿名・流動型犯罪などの新たな課題解決が求められる時代の中で、治安維持に大きく貢献された」と感謝と労いの言葉を贈りました。退職者たちは、拍手で見送られながら、県警本部をあとにしました。
また県庁では、退職する職員たちが一人ずつ辞令を受け取りました。長年にわたり、県政の発展に貢献してきたことに対し村岡知事は、敬意と感謝の言葉をかけていました。退職者たちは同期のみんなで一緒に外へ出ると、思い出が詰まった庁舎をバックに記念撮影をしました。31日付けで県を退職したのは129人だということです。県は今後、定年年齢を現在の61歳から段階的に65歳まで引き上げる予定です。

UPDATE:2025-03-31

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【山口】原爆展でノーベル平和賞の受賞報告

山口市で開かれた原爆展で日本被団協のノーベル平和賞の受賞報告が行われました。原爆展には広島と長崎に投下された原爆の惨状を記録した写真や資料が並びました。去年のノーベル平和賞は核兵器廃絶を訴える日本被団協に贈られています。ノルウェーでの授賞式を見届けた山口市原爆被害者の会の永野和代さんが現地の様子を報告しました。=山口市原爆被害者の会・永野和代さん=「日本の被団協が平和賞を受賞したのは被団協の過去の実績の評価ももちろん、よりいっそう被爆の実相を伝えてくれというメッセージが込められていると私は思いました」報告を聞いた参加者には被爆者や被爆2世もいて原爆の記憶を語り継ぐことへの思いを新たにしていました。

【山口】障害のある人たちの二十歳を着物で祝う

障害がある人たちの二十歳(はたち)を着物で祝う催しが山口県宇部市で開かれました。この催しは障害児とその家族を支援する団体セレーノ四つ葉(よつば)が開いているもので今年で4回目です。会場では、5人の若者が晴着(はれぎ)に身を包み、家族や支援学校の恩師たちと二十歳(はたち)を迎える喜びを分かち合いました。半年前から希望する着物の柄の確認や寸法の調整を進めてきたということです。セレーノ四つ葉江本真弓会長インタビュー「いろいろなご支援を下さる方々、自治体いろんな人たちと手を取り合いながらこの活動を長く続けていけたら」セレーノ四つ葉では催しをきっかけに障害を持つ人たちが地域の成人式などに参加するきっかけになればとしています。

【山口】バドミントン宮崎友花選手 日本ランク1位に浮上!

バドミントン実業団アクトサイキョウのスーパールーキー宮崎友花選手に新たな勲章が加わりました。並み居る強豪選手を抜いて日本ランキングで初の1位になりました。宮崎友花選手はこの春柳井商工高校を卒業しアクトサイキョウに入団しました。日本バドミントン協会が発表した最新の女子シングルスの日本ランキングで初めて1位に浮上しました。宮崎選手はランキング2位でパリオリンピック日本代表の山口茜選手を僅差で上回っています。去年12月の全日本総合選手権で優勝するなどの活躍が大きく反映されました。宮崎選手は今月27日から中国で行われる世界国別対抗選手権に挑みます。

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