【山口】長生炭鉱 遺骨収集潜水調査 4日間の調査終了 遺骨は発見されず
83年前に水没事故が発生し、183人が犠牲となった宇部市の長生炭鉱。犠牲者の遺骨を収拾しようと行われていた潜水調査が4日に終わりました。遺骨の発見には至りませんでした。
遺骨収集を目指す市民団体の依頼を受けたダイバーは「ピーヤ」と呼ばれる排気筒に潜り、坑道の奥に進む経路がないか調査しました。潜水調査は4月1日から行われています。3日までは炭鉱の入り口「坑口」から調査していましたが、木材などの障害物に阻まれ遺骨があるとされる地点には辿り着けませんでした。ダイバーによると木材や鉄管などの障害物を取り除けば、奥に進める可能性があるということです。
市民団体は6月にもピーヤからの潜水調査を予定していて、それまでに障害物を取り除く工事を行いたいということです。
UPDATE:2025-04-04