【山口】マツダ防府工場で新入社員配属式 アメリカが追加関税を課すなか新入社員は前向きに未来見据える
アメリカが日本に課した追加関税は自動車産業への影響も懸念されています。生産台数の3割をアメリカに輸出しているマツダ。主力の防府工場では、新入社員の配属式がありました。
【松田義博 工場長】
「皆さんご存じのように自動車業界は大変革期を迎えています。外部環境も目まぐるしく変化しています。」
4日は車の組み立て作業にあたる技能系社員として、109人が防府工場に配属されました。防府工場は国内の主力拠点として、アメリカ向けの大型SUVなど32万台あまりを生産しています。
アメリカのトランプ政権は日本を「貿易赤字を問題視している国」と位置づけ、日本からの輸入品に対し24%の相互関税を発動しました。自動車に対しては従来の2.5%に25%の関税を追加することになっています。
マツダが去年1年間に生産した自動車は約75万台でその3割をアメリカに輸出しています。
追加関税についてマツダは「日本の自動車産業全体に大きな影響を及ぼす。」として、社内に対応チームを立ち上げています。
新入社員たちは、1日でも早く戦力になれるよう前向きに未来を見据えていました。
UPDATE:2025-04-04