【山口】タンチョウと地域の人たちの姿を描いた映画「奇跡の子夢野に舞う」山口市で公開 製作した北海道テレビの監督が思いを語る
北海道テレビ放送製作のドキュメンタリー映画「奇跡の子夢野に舞う」の上映が、9日から山口市で始まりました。
山口情報芸術センターYCAMで上映が始まったドキュメンタリー映画「奇跡の子夢野に舞う」。舞台は札幌近郊の長沼町です。明治期の乱獲などで姿を消したタンチョウを、再び町に呼び戻そうと奮闘する14人の農家を描いています。
過疎の町に起きた「奇跡」とは?そして自然と人との共生とは?初日は映画を製作した沼田博光監督の舞台挨拶が行われました。
沼田監督は2007年に山口市名田島に飛来したタンチョウが、そのまま一冬を越したことを例に触れ、本州唯一のナベヅルの越冬地である周南市八代にタンチョウが来ることも夢ではないかもしれないと話していました。
「奇跡の子夢野に舞う」は、4月14日まで山口市のYCAMで上映されます。
UPDATE:2025-04-09