【山口】県庁新入職員 萩往還体験
歴史と自然を感じながら仲間との絆を深めました。
幕末の志士も行き交った街道「萩往還」を県の新入職員たちが歩きました。
今年で5回目となる県の新入職員の研修。
心と体を鍛えようとおよそ190人が一丸となって「萩往還」を体験します。
「萩往還」は日本海側の萩と瀬戸内側の防府をつなぐ全長およそ53キロの街道です。
きょう歩いたのはその一部。
片道およそ5.8キロの道のりです。
改修工事の足場が取り外され、真新しい屋根が見えるようになった瑠璃光寺五重塔の前を通って山の方へ向かっていくと…。
「萩往還の天花坂口です。この先にあるのが、最大の難所『四十二の曲がり』です」
新入職員たちは呼吸を整えながら急こう配を進んでいきます。
新入職員3人組
「(こういう時こそ仲間の力ってどうですか?)初めて話したんですけどがんばれますね。
一緒に話しながらだと。
(あともうちょっとがんばってくださいね)ありがとうございます。がんばります」
県庁からおよそ2時間半歩いて折り返し地点に到着。
これからの人生を支えあうかけがえのない仲間たちとの会話も弾みます。
木川理夏さん
「なかなかつながれないような同期の子たちとつながれたので、これからも情報交換とかしながら仲良くできたらと思います」
中村隆康さん
「(改めて故郷への思い、どうなりました?)さらに強まりました。
あすからまた業務に戻りますが、がんばっていきたいと思います」
村岡嗣政知事
「この萩往還は本当に歴史があり、特に幕末には維新の志士たちがこれから新しい国をつくるために情熱を持って志を持ってここを歩いたわけですので、ぜひこれから山口県をしっかりつくっていく、県民のために働く職員がそういったものを自分でも感じながらこれからがんばっていくぞとそういった気持ちを強くしてくれたらうれしい」
UPDATE:2025-04-21