【山口】先帝祭 上臈道中を児童が体験
地域の伝統が次の世代につながっていきます。
下関市の初夏の風物詩、「先帝祭」で披露される「上臈道中(じょうろうどうちゅう)」を小学生たちが体験しました。
「上臈道中」の花形である太夫の動きを児童たちが興味深そうに見つめていました。
養治小学校で行われた特別授業です。
地元の文化に触れ愛着を持ってもらおうと太夫の動きを指導する下関舞踊協会から講師を招いて開かれました。
中村萌音アナ
「先生たちのお手本を見終わった後は児童たちも実践です果たしてうまくできるんでしょうか」
児童たちは高さ15センチの高下駄に悪戦苦闘しながら太夫ならではの独特の足さばき「外八文字(そとはちもんじ)」に挑戦していました。
重さはおよそ4キロ。
太夫の着物も身に着けてその大変さを感じながらふるさとの魅力を再認識したようでした。
男子児童
「誇りを持てる地元だなと思いました」
女子児童
「もっとやってみたいと思ったし興味が湧きました」
「上臈道中」は来月3日に開催される「先帝祭」で披露されます。
UPDATE:2025-04-21