【山口】国内2例目 浮体式洋上風力発電所が響灘で商業運転を開始

海に浮かぶ台座に風車を設置する「浮体式洋上風力発電」は国内2例目です。広島県の会社など6社でつくる合同会社が、響灘に設置した風力発電所の商業運転を始めました。
22日から商業運転が始まったのは。北九州の沖合15kmの響灘に設置された洋上風力発電です。海に浮かぶ台座に風車を設置する「浮体式」というもので、長崎県の五島列島に次いで国内2例目です。「浮体式」は海底に基礎を設置する従来型よりも水深が深い場所に設置できることから日本の場合、海で発電できる広さが約6倍になります。

【運営会社に出資 中国電力 高倉秀和 執行役員】
「浮体の商用化にかかわるということで、日本で2例目で先行している事例ですから、これにかかわるというのが最大の意義。」

発電事業は広島県の風力発電事業者「グローカル」や、中国電力など6社でつくる合同会社が行います。

UPDATE:2025-04-22

他の記事はこちら

萩市で年に一度の“浜崎伝建おたから博物館”開催

江戸時代からの古い街並みやお宝を楽しめるイベントが、萩市で開かれました。かつて港町として栄えた萩市浜崎地区には、江戸時代からの建物がおよそ130棟残っていて、代々伝わる貴重なお宝などが公開されました。藩主の船の倉庫「御船倉」は普段は非公開ですが、きょうは特別に開放されました。また、魚市場では地元で水揚げされた釜揚げしらす丼が提供され、家族連れなどでにぎわっていました。骨董品などが並ぶ蚤の市も開かれ、掘り出し物がないか探す姿もみられました。

【山口】あぐりスクール 子どもたちが野菜栽培

子どもたちが農作物の栽培を通じて食の大切さを学ぶ「あぐりスクール」が山口市で開校し、ナスの苗の植えつけを体験しました。あぐりスクールはJA山口県が開いていて子どもたちが1年間、農業などを体験します。17日は「黒びかり」と呼ばれる品種のナスの苗をプランターに植えつけました。自宅に持ち帰り自分たちで育てます。=参加者=「大きく大きく育っておいしく食べれるようになってほしいです」「麻婆ナスにして食べたいです」ナスは来月から実をつけ始め、9月ごろまで収穫できるということです。

【山口】パンと珈琲のフェスティバル

県内外から過去最多の75の店が集まる「パンと珈琲のフェスティバル」が山口市で始まりました。会場にはパンやコーヒー専門店など県内外から過去最多の75店舗が軒を連ねます。行列の先にあるのは下関市のパン店。地産地消を意識した商品が人気を集めていてインスタグラムのフォロワー数は約15万人とパン店では日本一といわれています。会場を訪れた人たちは好きなパンとコーヒーを手に取って楽しんでいました。=パンと珈琲のフェスティバル・石川哲史実行委員長=「パン屋さんとお客さまの交流がたくさん生まれていて見ていてうれしい」このイベントは18日も行われます。

ニュース一覧に戻る