【山口】大量死から7カ月 下松市の「笠戸ひらめ」出荷再開へ

猛暑による去年9月の大量死から約7カ月が経ちました。出荷を見合わせていた「笠戸ひらめ」について、下松市栽培漁業センターは5月から再開すると発表しました。
猛暑による水温の上昇で「笠戸ひらめ」が大量に死んだセンターでは、去年11月から約2万2000匹の稚魚を飼育していました。
育成は順調に進み、計画より2カ月ほど早い5月7日から出荷を再開できるということです。

【下松市栽培漁業センター 旗手友紀 管理長】
「すごい重要なブランドだということを今回痛感した。飲食店や市民の方々に大変ご迷惑をおかけしたと思っている。出荷のめどが立って、ひと安心している。」

栽培漁業センターは市と連携し、夏までに水温の上昇を抑える対策を整えたいとしています。

UPDATE:2025-04-22

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【山口】日産と周防大島町がEV活用で協定

周防大島町と大手自動車メーカーが電気自動車を活用する協定を結びました。周防大島町と協定を結んだのは日産自動車です。この協定により災害発生時、「動く蓄電池」となる電気自動車が日産自動車から周防大島町に貸し出され非常用電源として活用されます。去年、周防大島町は2050年までに二酸化炭素排出量実質ゼロを目指す「ゼロカーボンシティ宣言」をしています。公用車として日産自動車の電気自動車を導入したことが今回の協定につながりました。藤本淨孝町長は電気自動車に試乗し乗り心地を体感していました。=日産自動車西日本リージョナルセールスオフィス・道丹健部長=「各地に点在している集落をつなぐという意味では、電気自動車の活用は地域の特性にもあっていると感じた」町の職員は日産自動車の社員に教わりながら電気自動車から電力供給をする方法を確認していました。

山口市長が企業に人材確保を要請

人手不足が深刻な中、企業側も働きやすい環境を整えてほしいと山口市の伊藤市長が要請しました。伊藤市長と山口ハローワークの高津純子所長が山口市内の企業を訪問しました。要請では賃上げや新たなスキルを習得できる職場環境を整えることで人材の定着や正社員の採用促進を求めました。山口ハローワークが県内の国公立の大学で行ったアンケートでは職場での人間関係や福利厚生を重視する学生が増えているということです。=山口ハローワーク高津純子所長=「魅力ある山口県の企業を発信して地元山口県に就職していただくことで人手不足を解消できればと考えて要請を行いました」=萩山口信用金庫・椙山一生理事長=「大企業との格差がありますからどういう手法で縮めていくか埋めていくかということが各企業の今からの課題だと思っています」山口市は去年4月企業の人材確保を支援する担当を設置し、課題の解決に努めています。

山口宇部空港でバラが見頃に

山口宇部空港にはターミナルビルの周辺などにバラが植えられていて200種類、約1000株が見ごろを迎えています。天候に恵まれ陽の光を浴びて輝くバラを目当てにたくさんの人が訪れていました。=訪れた人=「香りがとてもよかった」「色も違って綺麗ですよねここが一番きれいと思います」「本当にびっくりしますいつ来ても良いんですよ。今日なんかお天気も良いし最高です」なかには宇部出身者が作ったバラ、宇部小町もあります。山口宇部空港のバラは来週いっぱいまで楽しめるということです。

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