【山口】大量死から7カ月 下松市の「笠戸ひらめ」出荷再開へ
猛暑による去年9月の大量死から約7カ月が経ちました。出荷を見合わせていた「笠戸ひらめ」について、下松市栽培漁業センターは5月から再開すると発表しました。
猛暑による水温の上昇で「笠戸ひらめ」が大量に死んだセンターでは、去年11月から約2万2000匹の稚魚を飼育していました。
育成は順調に進み、計画より2カ月ほど早い5月7日から出荷を再開できるということです。
【下松市栽培漁業センター 旗手友紀 管理長】
「すごい重要なブランドだということを今回痛感した。飲食店や市民の方々に大変ご迷惑をおかけしたと思っている。出荷のめどが立って、ひと安心している。」
栽培漁業センターは市と連携し、夏までに水温の上昇を抑える対策を整えたいとしています。
UPDATE:2025-04-22