【山口】長生炭鉱 遺骨収集を目指す市民団体が国に協力を要請
長生炭鉱水没事故の犠牲者の遺骨収集を目指す市民団体が、国に支援を求めました。
国に要望書を渡したのは「長生炭鉱の水非常を歴史に刻む会」です。
【長生炭鉱の水非常を歴史に刻む会 井上洋子 共同代表】
「素人の人力で頑張ってきているが、やはり今こそ政府の技術的な支援、財政的な支援が必要な時期にきていると考えています。」
「刻む会」は坑道の入り口が劣化していることや、寄付に頼っていた資金が底をついていることなどを説明し、国に技術面や費用面での支援を求めました。国側は、これまで協力に否定的で、今回も「専門的な知見を集めて検討する」と述べるにとどめました。
【長生炭鉱の水非常を歴史に刻む会 井上洋子 共同代表】
「中身を検討しているということでしたから、すでに国は動き出したと私は受け取りました。私たちは民間でここまでやったわけですから、政府の力で大きなプロジェクトでやってほしいと思っています。」
「刻む会」は6月にも潜水調査を予定していて、資金をクラウドファンディングで募る予定です。
UPDATE:2025-04-22