【山口】中学校で篠笛奏者の演奏会
澄み切った音色を奏でる「篠笛(しのぶえ)」。
祭囃子(まつりばやし)や民謡など古くから親しまれてきました。
プロの奏者による演奏会が山口市の中学校で行われました。
♪唐津囃子変奏曲
山口大学教育学部付属山口中学校に、佐藤和哉さんが演奏する篠笛の音色が響きます。
息の吹き方や指の動かし方で、全く違う音になり、演奏者の気持ちを乗せることができる楽器だということです。
この中学校では、2年前から、音楽の授業で篠笛を取り入れてます。
♪アメージング・グレイス
生徒たちは、これまで練習してきた曲を佐藤さんと一緒に奏でました。
参加した生徒
「私たちは音を出すだけで精いっぱいなんですけど、佐藤さんの音色はすごくのびやかで、穏やかな音とか激しい音も、幅広い音楽を演奏されていて、心に響きました」
参加した生徒
「音がかすれるところも味があってとてもいいと思っています 最近本当にはまっていて、そろそろガチなやつを買おうかなと思っていて、篠笛奏者になってみたいです」
佐藤さんは、「自分の気持ちを表現する楽器として篠笛を楽しんでほしい」と話していました。
UPDATE:2025-05-09