【山口】水難事故に備えて岩国地区消防組合と県の防災ヘリが合同訓練
水の事故が起きた時の救助技術を確認しました。
消防と、県の防災ヘリコプターによる合同訓練が、岩国市で行われました。
海水浴客に人気の、岩国市由宇町の海岸で行われた訓練。
水上スクーターが、泳いでいた人に衝突し、2人が行方不明になった想定です。
最初に到着した岩国地区消防組合のドローン隊が、上空から捜索し、潜水隊員が海に潜っておぼれた人を探し出すと、救助後はボートの中で心肺蘇生をしながら救急隊員に引き継ぐ流れを確認します。
一方、県の防災ヘリ「きらら」は、漂流しながら助けを待つ水上スクーターの運転者を発見したあと、航空隊員がロープを使って海に入り、機内に収容するまでの動きを実践していました。
岩国地区消防組合 水難救助潜水隊 細見元規 副隊長
「遊泳禁止区域では泳がない 遊泳できるところでも、初めての海や川では、慎重な行動を心がけてほしい」
岩国消防の管内では、去年7件の水難事故が発生し、海の事故で1人が亡くなっています。
UPDATE:2025-05-14