【山口】ブランド野菜“萩たまげなす”出発式
今年も、大きさと美味しさにたまげます。
山口のブランド野菜「萩たまげなす」の出荷が始まりました。
【後藤翔記者】
「こちらは、スーパーなどで売られている普通のナスですが、『萩たまげなす』はこちら、こんなに大きくてずっしりと重たいんです。量ってみると…なんと850グラムもあります いや~たまげます」
「萩たまげなす」は、びっくりするほどの大きさと、味の良さから名づけられました。
昭和初期に、長門市の田屋地区で栽培されていた「田屋ナス」という品種で、現在は萩市と長門市の合わせて5カ所で栽培されています。
重さ500グラム以上で、品質の良いものだけが「萩たまげなす」として販売されます。
アクが少なく、加熱すると甘みが増し、トロっとした食感に変わるのが特徴です。
そんな「萩たまげなす」の美味しい食べ方を生産者に聞いてみると…
【生産者 吉村和絵さん】
「1センチぐらいの、拍子木切りにしたナスに、豚肉を巻いて、醤油とみりんでサッと焼いて食べるのが簡単で美味しくできます」
今年は、3月から4月にかけて寒い日が続いたため、当初は形にばらつきが出たものの、最近は気温が高くなり安定してきたということです。
【萩たまげなす専門部会 藤山伸幸 部会長】
「ぜひ皆さんに食べていただき、大きさでたまげる、そして味でもたまげてもらいたいと思います」
「萩たまげなす」の出荷は、7月上旬までにおよそ1万5000本を見込んでいて、県内を中心に販売されるということです。
UPDATE:2025-05-16