【山口】クラシックを聴かせた「獺祭」 大阪・関西万博で披露
どんな特別な味に仕上がったのでしょうか?
ウィーンの音楽家たちの演奏を聴かせて製造した日本酒「獺祭(だっさい)」が、大阪・関西万博の会場でお披露目されました。
村岡知事らも出席して、販売が発表された「獺祭 未来を作曲」。
岩国市に本社を置く旭酒造と、オーストリア連邦産業院が協力し、万博を記念して製造されました。
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のメンバーと、日本センチュリー交響楽団のフルオーケストラが演奏した曲を、発酵中の獺祭のタンクに取り付けたスピーカーで、およそ1カ月間聴かせました。
音楽を聴かせることで、タンクに振動を与え、酵母の動きが変化して、酒の質に新たな魅力が加わるということです。
桜井博志会長
「オーストリアの音楽と、日本の獺祭を合体させて、何かいいものができないかという話をいただいて、天に昇るような心持ちでした」
「ぜひ楽しみにしていただきたい」
「獺祭 未来を作曲」は、万博の会場や大阪市内の百貨店などで限定販売されます。
UPDATE:2025-05-23