【山口】日本製鉄 電炉への転換投資 8687億円

CO2削減に向けた動きです。
日本製鉄は、周南市の山口製鉄所での電炉の再稼働など、国内3カ所の製鉄所で、あわせて8687億円を投資すると発表しました。

日本製鉄によりますと、2029年度までに、福岡県の九州製鉄所で電炉の新設、兵庫県の瀬戸内製鉄所で電炉の増設、周南市の山口製鉄所では既存の電炉を改造して再稼働します。
生産能力は、合わせて年間290万トンとなります。
投資額は8687億円で、このうち2514億円は、脱炭素社会に向けた支援事業として政府が補助します。
電気の熱で鉄をつくる電炉は、石炭などを使う高炉に比べ、大幅なCO2削減効果があり、鉄鋼業界で導入が進む一方、多額の設備投資や電気代などのコストアップが課題です。
日本製鉄は、CO2削減価値が適正に評価される市場が形成されることが重要だとしています。

UPDATE:2025-06-02

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