【山口】高校生が研究「錦帯橋を車いすで渡るには」
農水産業や工業などを学ぶ高校生が実習成果を発表しました。先輩から代々引き継がれてきた「錦帯橋を車いすで渡る」という一大プロジェクトの報告もありました。
錦帯橋は段差が多く安全性が確保できないとして車いすでの通行が禁止されていて、岩国市は文化的価値を守るためにもバリアフリー化は難しいとしています。車いすの中学生の声をきっかけに立ち上がった「橋を車いすで渡るプロジェクト」に岩国工業は7年前から参加しています。
4日は橋を傷めず安全に渡るため、車いすを乗せる「台車」の研究の歴史が紹介されました。多くの企業が協力を申し出ていて、今も続く研究内容は10月に万博会場でも発表予定です。
このほか環境保護の研究など、6つの高校が発表しました。
UPDATE:2025-06-04