【山口】82年前に沈没した戦艦陸奥 周防大島町で慰霊祭
82年前、旧日本海軍の戦艦「陸奥」が周防大島沖で爆発し沈没しました。事故発生日にあたる8日、犠牲者を追悼する慰霊祭が開かれました。
慰霊祭には遺族や関係者など約80人が参列しました。当時世界最強と呼ばれていた戦艦「陸奥」は1943年6月8日、周防大島沖で停泊中に原因不明の爆発で沈没し乗組員1471人のうち1121人が犠牲となりました。参列者は焼香をして、亡くなった乗組員たちの御霊に祈りを捧げました。
戦艦「陸奥」の三好輝彦艦長の孫、哲史さんは今年、慰霊祭にはじめて参加しました。
【館長の孫 三好哲史さん】
「祖父が亡くなったのは今の私よりも若いころだった。かなり重たい職についていたのだなと。
私の子どもたちも連れてきて”君たちの曽祖父はこういう人だった”と教えるきっかけにもなったので、慰霊祭を通じて次の世代に伝えていければと思う。」
慰霊祭が終わると遺族たちは近くにある慰霊碑にも手を合わせ、平和を願っていました。
UPDATE:2025-06-09