【山口】上関町議会 一般質問 西町長「中間貯蔵施設の建設の是非は議会で判断されるべき」
上関町への、使用済み核燃料の中間貯蔵施設建設計画についてです。
西哲夫町長は、建設の是非は「議会で判断されるべき」と強調しました。
10日の上関町議会の一般質問では、中間貯蔵施設建設に反対する議員が、周辺自治体で計画反対の署名活動などが行われていることについてふれました。
周辺自治体の民意を、建設の判断基準として考慮するのか問われた西町長は…
【西哲夫町長】
「判断基準としては、地方自治の基本にのっとり、上関町における議会制民主主義のルールで判断されるべきと思っております」
「住民を代表する議員のみなさまに、(上関町の)民意を収集していただき、しっかりと議論していただければと考えております」
中間貯蔵施設建設計画をめぐっては、去年11月に、中国電力がボーリング調査の掘削作業を終え、現在、採取したサンプルから活断層の有無などを分析しています。
西町長は「中国電力から、適地かどうかなどの具体的な報告をまだ受けていない」と話しました。
UPDATE:2025-06-10