【山口】沖縄県の「平和の礎」 山口市で刻名を読み上げる集い
沖縄の「平和の礎」に刻まれた人たちの名前を読み上げる取り組みが全国で行われています。県内でも11日、山口県出身者の名前が読み上げられました。
沖縄県糸満市にある「平和の礎」には沖縄戦で亡くなった犠牲者24万人の名前が刻まれています。山口県出身者は名前が判明している1209人が刻まれています。沖縄県の市民団体は平和の尊さを伝えようと、4年前から全国各地をオンラインで結び「平和の礎」に刻まれた名前を読み上げる活動を行っています。
山口市の会場には市民や遺族ら8人集まりました。参加者たちは1人ずつ丁寧に読み上げ、戦没者を追悼するとともに平和の祈りを捧げました。
取り組みは6月23日の沖縄戦「慰霊の日」まで行われます。
UPDATE:2025-06-11