【山口】岩国基地にある旧日本海軍の遺構を改修し報道陣に公開
岩国基地に残る旧日本海軍の航空機の格納庫「掩体壕(えんたいごう)」が改修され、11日に報道関係者に公開されました。
岩国基地の前身は旧日本海軍の飛行場で、基地内は掩体壕と呼ばれる航空機の格納庫が残されています。アメリカ軍は戦後80年に合わせて内部を改修し、11日に記念の式典が行われました。
完全な形で残る掩体壕は全国的にも珍しいということです。外壁のキズの一部は終戦直前の1945年に、アメリカ軍が行った空襲によるものです。内部には1980年代の戦争映画で使われたゼロ戦のレプリカが展示されています。今回の改修では内部に展示ケースが設置され、旧日本海軍の飛行機の部品などが展示されています。
基地には外部の人は入れませんが、軍人やその家族などに歴史を学ぶ場として公開していくということです。
UPDATE:2025-06-12