【山口】県内で備蓄米販売のエリア広がる 山口市のスーパーでは100人以上の行列 おいしい食べ方は?
価格高騰に歯止めはかかるのでしょうか。県内でも備蓄米の販売エリアが広がっています。12日は山口市のスーパーでも販売が始まりました。
「ザ・ビッグ大内店」では午前8時の開店時点で100人以上が並びました。店頭に並んだのは2022年産の備蓄米500袋です。価格は5キロ・2138円。店内で売られている米の半額以下となっています。
「ザ・ビッグ」などを運営する「フジ」は現在、グループの20店舗で備蓄米を販売しています。県内では「フジグラン宇部」でも12日から販売が始まりました。「フジ」は今後、他の店舗でも販売予定で、日程が決まり次第、店頭で告知するということです。
備蓄米を、おいしく食べるにはどうしたらいいのか?お米のプロ、宇部市にある「はくのや米穀店」に教えてもらいました。
①まず初めに水を入れ1回かき混ぜたあと、さっと捨て匂いのもとになる米ぬかを取り除きます。
②米の粒が割れない程度の力で、いつもより多めに研ぎ、古米のつんとした匂いを抑えます。
③水を入れて1時間から2時間程度冷蔵庫で寝かします。これがポイントです。冷たい場所でゆっくりと、米の芯まで水をいきわたらせることで、ぼそぼそした食感が少なくなるそうです。
④もう一度水を入れ替えて炊きます。この時の水の量は釜に記載されている目盛に合わせてください。
UPDATE:2025-06-12