【山口】岩国市が海兵隊新部隊の展開容認の方針
国から新たな情報提供がない中で、岩国市が矛を収めた形です。
アメリカ軍岩国基地に新たな海兵隊部隊が展開したことについて、市は、容認する考えを示しました。
16日の岩国市議会一般質問では、保守系の会派からも、新たな部隊展開を批判する質問が出ました。
藤本泰也議員
「私自身、基地機能の強化ではないかという疑念を抱かざるを得ない」
部隊展開について岩国市は、2回にわたり、国に説明を求めました。
国は、展開は一時的なもので運用される航空機の数に大きな変更はないとしています。
また、展開の目的や期間など、具体的な説明はしていません。
議会で答弁に立った福田市長は、大きな変更がないということであれば新部隊展開を認める考えを明らかにしました。
判断の根拠については、アメリカ軍がホームページで公表している情報も参考にして、一時的な展開だとする市独自の分析結果を説明しました。
UPDATE:2025-06-16