【山口】山口宇部空港「特定利用空港」指定に反対 市民団体が申し入れ

自衛隊が訓練などで使用できるようにする「特定利用空港」について、国は山口宇部空港の指定を検討しています。攻撃対象になる懸念があるとして、市民団体が県と宇部市に指定に反対するよう要請しました。
「特定利用空港」は防衛体制強化のために自衛隊が普段から円滑に使えるようにするものです。国は2024年10月、山口宇部空港の指定を検討していると空港を管理する県に伝えています。年に数回自衛隊の航空機による離着陸訓練が想定されていて、国は「攻撃対象になるリスクが高まるとはいえない」「アメリカ軍の利用は想定していない」と説明しています。
18日は宇部市の市民団体が「ミサイルの標的となる懸念を払しょくできない」として、指定に反対するよう市に要請しました。担当者は「市には承認などの権限はない」としながらも、県に対して周辺自治会などへ説明や意見聴取をするよう求めていると話しました。
市民団体は山口宇部空港の県事務所にも要請を行いました。担当者は「内容を担当部署に伝える」と答えました。

UPDATE:2025-06-18

他の記事はこちら

【山口】山口市で原水爆禁止国民平和大行進

今年は、広島と長崎に原爆が投下されてから80年です。核兵器のない平和な世界を願う行進が、山口市で行われました。「原水爆禁止国民平和大行進」は、1958年から続いています。11日はおよそ30人が山口市内を行進し、核兵器禁止条約に日本が参加するよう訴えました。【中村俊博記者】「猛暑の中の行進ということで、みなさんそれぞれに熱中症対策をしています」【参加者】「中に濡れタオルを入れて、アイスノンを入れて(対策を)しています」一行は、およそ4キロを行進したあと、市内にある原爆死没者の慰霊碑で献花をし、平和への祈りを捧げました。【大久保雅子 県実行委員長】「一人ひとりがそれぞれの立場で核廃絶を目指し、声を上げることが大事だと思います」県内の行進は16日までで、8月6日に長崎県の平和公園に到着します。

【山口】光高校に臨時の期日前投票所

若い世代の投票率アップにつなげようと、光市の高校に、1日限定の期日前投票所が設置されました。【井上隼記者】「学校の門を入ってすぐのところに投票所はあります 訪れた市民の目に止まりやすいよう、屋外に設置されました」10代・20代の投票率が低いことから、光市の選挙管理委員会は、去年の衆院選から、市内の高校に臨時の期日前投票所を設置しています。こちらの生徒たちは、人生で初めて一票を投じました。【男子生徒】「緊張したけど、身近にあるということで投票しやすくてよかった」教職員たちも、仕事の合間を縫って投票を行いました。【光高校・中村直樹 校長】「自分たちの未来を、投票を通じて実現させることができるんだというのを、身をもって体験するいい機会になっていると思う」7月16日には、聖光高校に期日前投票所が設置される予定です。

【山口】下関市 亀山八幡宮 風鈴まつり

連日続く暑さを一時でも忘れてもらおうと、山口県下関市の神社で「風鈴まつり」が開かれています。下関市の亀山八幡宮には、色とりどりの風鈴 約800個が飾られています。江戸風鈴と言われるガラス製で、職人が手作りしたものです。猛暑の中、少しでも涼しさを感じてもらおうと2年前から飾られていて、訪れた人は風鈴の涼しげな音色に癒されているようでした。=北海道から=「じりじり具合が違いますね。(北海道も)暑いですけど。」「すごく奇麗でかわいい。」「カラカラと乾燥した音を聞くと涼しさ感じます。」亀山八幡宮の「風鈴まつり」は9月7日まで行われています。

ニュース一覧に戻る