山口県のPFAS独自調査始まる
一部の物質が人体に影響があるとされる有機フッ素化合物、PFASについて
全国各地で基準値を超える事例が相次いだことを受け
県は河川などの調査を始めました。
23日は、山口市の椹野川の水が採取されました。
PFASと呼ばれる有機フッ素化合物のうちPFOSとPFOAは有害性が指摘されていて
全国的に、国の基準値を超える事例が報告されています。
PFOSとPFOAはかつて、泡消火剤に使われていて
県は、この物質が排出される可能性のある消防署や下水処理施設などの周辺を
調べます。
県による調査は4年ぶりで採取した水は、
宇部市にある環境技術センターで詳しく検査します。
=県の担当者=
「まずは県下全域の存在状況を知っていただくことが
県民の皆様の安心安全につながると考えています」
調査は9月下旬まで川や海、地下水などあわせて60カ所で行われ
10月に結果を公表する予定です。
基準値を超えた地点があれば公表を待たずに明らかにする方針です。
UPDATE:2025-06-23