山口県教委 専門高校の設置を検討へ
山口県教育委員会は少子化を踏まえて2033年度までに県立高校を
10校減らす再編計画を検討しています。
県議会で先進的な技術を学ぶ専門高校の設置など検討案が示されました。
=山口県教委・繁吉健志教育長=
「現代のものづくりに対応できるよう、
先進的な技術や高度な専門性を身に着けることができる高校の設置などについて
検討を進めているところです」
県教委は今後15年間で中学校の卒業生が4000人余り減るとの試算をもとに
高校再編計画を進めていて2033年度までに現在45ある県立高校を
10校減らす方向で検討しています。
再編計画について23日の県議会で繁吉教育長は先進的な技術を習得できる
専門高校の設置など検討案を示しました。
このほか進学や就職など幅広い進路選択に対応できる普通科や
DXなどのデジタル技術を学べる情報系学科の設置を検討しているとしました。
県教委では再編計画を今年度中に策定する考えで計画の素案を
早期にまとめたいとしています。
UPDATE:2025-06-23