参院選の投開票日まであと４日。
山口県選挙管理委員会が投開票状況を集計する作業のリハーサルを行いました。
＝山口県選管・渡邊正城事務局長＝
「正確・かつ迅速に国民県民の皆様にお知らせするためのもので誤りの許されない
極めて重要な職務となっています」
リハーサルには各自治体の選挙管理委員会の職員が参加しました。
実際に市町から送られてくる投票や開票状況のデータを県の選管が集計し
ホームページなどで公表するほか国に報告します。
また報道機関への連絡も本番さながらに行われました。
＝渡邊正城事務局長＝
「開票事務にあたる皆さんには緊張感・責任感をもって職務にあたっていただきたい」
参院選は２０日に投開票です。
開票結果の確定は選挙区が深夜１時半、
比例代表が２１日午前４時と見込まれています。
UPDATE:2025-07-16
商店街の佇まいなど、昭和の雰囲気を再現した企画展が山口市で開かれています。山口井筒屋の５階には大人にとっては懐かしく、子どもにとっては新鮮さを感じるような空間が広がっています。昭和１００年を記念して開かれた「昭和レトロ展」です。ブラウン管のテレビや足踏みミシンなど一般家庭の様子が再現されているほか、当時の子どもたちが夢中になったおもちゃやゲーム機なども展示されています。縁日のコーナーでは輪投げや射的などでお祭り気分を楽しむ姿も見られました。会場ではレコードやフィルムカメラの販売なども行われています。「昭和レトロ展」は８月１７日まで開催されます。
人間魚雷・回天をテーマにした演劇が周南市で上演されました。若い搭乗員たちが命を散らしていった悲惨な歴史を描いています。周南市の戦後８０年事業として上演された「あゝ大津島碧き海」。回天の基地があった大津島で訓練は受けたもの出撃できなかった老人と、新聞記者の会話を軸に物語が展開します。悪化していく戦況と回天の搭乗員に志願せざるを得なかった当時の若者の心情を振り返ります。山口市出身のシンガーソングライター「ちひろ」さんのほか、県内出身の俳優も出演し時代に翻弄される人々の姿を表現しました。プロデューサーで俳優の若林哲行さんは、未来のある子どもたちに戦争を伝える語り部として、この演劇を続けていきたいと話しました。
夏休みの中学生を対象に企業見学と観光を組み合わせたバスツアーが行われました。「ジョブトラやまぐち」と名付けられたバスツアーは、地元企業の見学と観光地巡りを組み合わせた夏休みのイベントです。若い世代の県外流出に歯止めをかけようと、県が初めて企画しました。参加した中学生や保護者、約３０人は最初に柳井市の菓子メーカー「あさひ製菓」を訪れました。社員がアイデアを出し合い、パティシエが試作を繰り返したうえで新たなお菓子が作られると教えてもらいました。そして、工場に移動し機械による大量生産と職人の手仕事による菓子作りが並行して行われていることなどを学びました。バスツアーのルートには、岩国市の錦帯橋や吉香公園なども組み込まれ、参加者は友人らと楽しく夏休みの思い出作りをしている様子でした。
