【山口】ツルよ来い来い集会
本州唯一のナベヅルの越冬地周南市八代の小学校で
ツルの飛来を願う集会が開かれました。
全校児童9人が合唱しているのはツルについて歌った「八代の里の物語」です。
八代小学校では約30年前からナベヅルの飛来を願って
「ツルよ来い来い集会」が行われています。
15日は児童たちが行ったツルの飛来予想日のアンケート結果も発表されました。
今年は秋になっても暑い日が続いているため
例年より遅めの来月上旬という意見が多かったようです。
=yab記者=
「集会が終わった後はツルのデコイ設置です。
子どもたちが1本づつ丁寧に杭を打ち付けています」
ツルの模型「デコイ」はツルを呼び寄せるために設置するものです。
児童たちはツルの餌場となる田んぼに7体のデコイを設置しました。
=児童=
「力加減が難しかった元気にたくさん来てほしい」
昨シーズンは第1陣が10月31日に飛来し
全部で13羽のナベヅルが八代に降り立ちました。
取材してみて児童たちから出た「ツルは友達」という発言がとても印象に残りました。
友達であるツルのためにという児童たちの想いがツルたちを迎え入れる
環境づくりに繋がるのだと感じました。
UPDATE:2025-10-15

